〇義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
〇 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
〇そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
正答率を比較することにこだわり過ぎるとこの大きな目的を見失ってしまう可能性もあります。
大阪市立大空小学校の初代校長の木村泰子先生は,こんなことを言っています。
「学力をつけることは,学習の目的ではなく,学習した結果です。学力は高い方が良いですし,子どもが知識を身につけ,できないことをできるようにするために,授業を工夫することは重要です。しかし,公教育の最上位の目的は,どのような状況にある子どもも学習できることだと考え,学習権の保障を最も重要視したのです。」(「VIEW21 2020.vol3」Benesse)
全員参加の授業づくりこそが大切だと言うことを再確認しました。