半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4071 読破27冊目「名人への道 国語教師」

〇「名人への道 国語教師」(野口芳宏 日本書籍★★★★ 

野口先生の本は,たくさん読んできましたが,この本は未読でした。

ネットで見つけて,「名人への道 社会科教師」(有田和正 日本書籍)と2冊購入しました。

野口先生の本音が書かれているので,爽快になり読後は元気になります。

読みながらマーカーを引いていきましたが,最終的にはほとんどのページにもマーカーが引いていました。これをノートに書きだしていきます。

この本を書かれたのは野口先生が53歳の時です。現在の私よりも5歳若い時です。

これが一番驚いたことです。

あとがきで,こんなことを書かれていました。

〈引用始まり〉

「過去は過ぎ去ってとりかえす術がありません。未来はまだ来ていません。ただ現在のみが私にとっての現実であり,真実です。その現在をどう生きるか,それだけが私の課題であり,それはまた,どなたにとっても同様のことでありましょう。」

〈引用終わり〉

このような危機的な状況だからこそ,この言葉が心に響きました。

蛇足ですが,有田先生の本はすでに購入し読んだ本でした。同じ本を2冊購入してしまいました。歳のせいですかね。 

名人への道 国語教師

名人への道 国語教師