半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3577 吉田順氏の講座

今日は,午後から吉田順氏の講演会に行きました。
この名前をどれぐらいの教師が知っているでしょうか。
ほとんどの教師は知らないと思います。
私は,「荒れには必ずルールがある」(学陽書房)を読んでから興味を持っていました。
今日の講座は生徒指導主事の研修でしたが,希望して参加しました。


内容は,これまでの生徒指導とは違う実践的で具体的な内容でした。
これまでは,人権的,心理学的,理論的な内容がほとんどでなるほどと思っても実際に実践するのは難しそうなものでした。
今日の講義もとても実践的で自分の経験に基づいた理論ですから,とても説得力がありました。
実践から理論を導き出すというスタンスが野口先生と同じです。
ですから,説得力があるのです。
以前から,力業(ちからわざ)的な生徒指導や場当たり的な生徒指導に疑問を持っていましたから,吉田氏の話す内容に共感しました。
さっそく吉田氏の本を注文しました。