半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3566 読破63冊目「奇跡の歌」

●「奇跡の歌:戦争と望郷とペギー葉山」(門田隆将 小学館★★★
まだ幼い頃の話です。
酔った父は,レコードをかけて一緒に歌い,それを子供たちに聞かせるという酒癖がありました。
当時父は,40代だったと思います。
例えば,美空ひばりさんの「悲しい酒」,森繁久彌さんの「知床旅情」,藤圭子さんの「夢は夜開く」などでほとんどが演歌だったと思います。
その中の1つにペギー葉山さんの「南国土佐を後にして」がありました。
無理矢理聞かされていたのですが,何となく覚えていまっています。
この「南国土佐を後にして」がどうして生まれたのか,どうしてヒット曲になったのか,日中戦争という悲しい出来事を通して描いています。
いつも思いますが,門田さんのノンフィクションのネタ探しはとても興味深いです。
これからも門田さんのノンフィクションを読んでいきたいと思います。

奇跡の歌:戦争と望郷とペギー葉山

奇跡の歌:戦争と望郷とペギー葉山