半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3509 働き方改革③

昨日の続きです。

C「教師の業務だが,負担軽減が可能な業務」
①給食時の対応
②授業準備
③学習評価や成績処理
④学校行事の準備・運営
⑤進路指導
⑥支援が必要な児童生徒・家庭への対応


では,実際はどうでしょうか。

①基本学級担任ですが,私は準備中に見回りをしています。
②教具の準備,パソコンやプロジェクター・スクリーンのセッティングなどは他の人に任せることは可能です。
③学習評価は難しいですが,成績処理は外部業者などに任せてもいいのかもしれません。
④運動会のテント張りや会場設営は外部業者に任せることも可能です。式のシート敷きやイス並べなども外部業者に任せることも可能です。
⑤進路指導
進路事務,特にオープンスクールや学校説明会の申し込みや当日の引率は,学校がするのではなく,保護者の責任でやってもらうことが理想です。入学願書などの受け取りや提出も本人または保護者に任せていくことに移行していけばいいです。
⑥これが一番現場が必要としていることだと思います。特別支援生徒が年々増加しており,その対応が個々に違うため,どうしても教師が不足しているという状況です。これこそ,一人でも多くのサポートスタッフがいれば,大いに助かります。


教師の業務を軽減するため「働き方改革」の実現可能な具体策が,なかなか見えてこないのが現状です。