●「蓮の数式」(遠田潤子 中公文庫)★★★
遠田作品に登場する主人公は,必ず不幸な境遇で生まれ育っています。
そして,悲劇的なできごとが襲います。
その中で微かな光が見えてきます。
救ってほしい,救われて欲しい,最後はハッピーエンドになってほしい。
そういった気持ちにさせられ,最後まで一気に読んでしまうのでしょう。
この本もやはり心が重くなってしまいました。
そろそろ,明るく元気になるような本を探そうと思います。
- 作者: 遠田潤子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2018/01/23
- メディア: 文庫
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