半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3387 読破16冊目「蓮の数式」

●「蓮の数式」(遠田潤子 中公文庫)★★★
遠田作品に登場する主人公は,必ず不幸な境遇で生まれ育っています。
そして,悲劇的なできごとが襲います。
その中で微かな光が見えてきます。
救ってほしい,救われて欲しい,最後はハッピーエンドになってほしい。
そういった気持ちにさせられ,最後まで一気に読んでしまうのでしょう。
この本もやはり心が重くなってしまいました。
そろそろ,明るく元気になるような本を探そうと思います。

蓮の数式 (中公文庫)

蓮の数式 (中公文庫)