半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3301 校長の仕事

校長や教頭の管理職の仕事で最も大切なものは何かと考えてみました。
重点目標やグランドデザインなどに基づいて学校を運営することではないと思います。
教師集団をうまくまとめていくという答えも浮かんできました。
さらに考えた結果,一つの答えに行き着きました。
それは,職員一人一人を機嫌良く働かせることです。
一人一人の職員が持っているチカラを100%出させることです。
もちろん,教員一人一人は持ち味も能力も得意分野も違います。
そのような個性を気持ちよく発揮させることが大切なのです。
このことを上手くやらないと,持っている力を70%しか出さない教員も出てきます。
もっと悪く言えば,50%しか出さない教員も出てくるのです。
これが当たり前になれば,職員室の中に不公平感が高まります。
管理職は,一人一人の教員をしっかりと個性を把握し,100%に近いチカラを出したくなるような空気をつくらなければいけないのです。
あの校長が言っているのならば仕方がないな,やってやろうかなという気持にさせる校長でなくはいけないのです。