半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3494 全校道徳授業公開

本県では,6月に「いのちを見つめる教育週間」が設定されています。
各学校では,基本的に学校を全て公開してします。
ということで,今日は全学級で道徳授業を公開しました。
1年生と2年生は,私が作った道徳授業「ペットを飼う責任と飼わない愛情」を基本にしたものを実践していました。
同じ教材を違う教師が授業をするので,各教師の持ち味が出ていて面白かったです。
さて,全学級の授業を見ての感想です。

「もっと指導技術を身につけたほうがいい」

ということです。
①指導案をつくる
②教材を探す
③教材研究をする
④発問を考える
⑤授業の流れを考える
これらが100点満点でも,指導技術がお粗末であれば授業は50点ぐらいになるのです。

授業は生ものですから,同じ技術がどの学級でも通用するとは限りません。
その技術が通用しなければ,瞬間的に別の技術を使うことになります。

指導技術を身につけるためには,多くの教育書や教育雑誌を読むことはもちろんです。
しかし,もっと大切なことは,1つでも多くの授業を参観することです。
校内や市内の学校だけではだめです。
自腹を切って,全国的に有名な実践者の授業を参観するのです。

野中先生もブログで書かれていました。

「身銭を切って、学ぼうとする若手の先生たちの姿勢は、素晴らしいものがある。
 日本の教育は、こういう先生たちが支えている。」

http://nonobu.way-nifty.com/blog/2017/06/post-d73f.html

その通りです。
若手教師は,もっと学び方を学ぶべきです。
我流では授業はうまくなりません。