半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3437 心構えの指導 

今日の3時間目は体育大会の全体練習がありました。
金曜日の全体練習では,行進や態度において意欲が見られてよかったです。
しかし,今日の練習は,今ひとつ元気がなく,意欲的ではありませんでした。
おそらく土日が休みで,間隔があったせいでしょう。
また,土日の部活動の試合などで疲れていたのかもしれません。
こういった時こそ,練習開始の前に心構えの指導をする必要があるのです。

例えば,「何のためにグランドに集まっているのか」
例えば,「何回も練習を重ねるのは,何のためか」
例えば,「体育大会は,何のために行うのか」
と生徒に問い,意見を発表させます。

きれい事や上辺だけのを意見を理論的につぶしていきます。

この指導をするためには,教師が根本から考え,自分なりの考え(哲学)を持っておくことが大切なのです。
きれい事や上辺だけの意見しか言えないような教師では,ダメだということです。