半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3157 「何のために」 

毎日チェックしているブログに「教師の寺子屋」があります。
そのブログに「何のためにを問い直す」というタイトルで以下のことが書かれていました。
http://hide-m-hyde.blogspot.jp/
私も同じ意見です。

現場では,当たり前のように繰り返されている教育的な取り組みが多々あります。
ややもすると,職員会議で「例年通り」とか「昨年度と同じ」など言って提案する教師がいます。
大切なことは,様々な教育的をな取り組みを「何のために」行うのかということを考えることです。
例えば,あいさつ運動は「何のために」行うのか,朝の会は「何のために」行うのか,日直は「何のために」行うのか,職場体験学習は「何のために」行うのかなどです。

「何のために」行うかを考えると,余分な部分が見えてきて,それをスリム化できます。
「何のために」行うかを考えると,例年通りとか昨年度と同じという意見は出なくなります。

目の前にいる生徒は例年通りではありませんし,昨年度と同じではありません。

その生徒を変容させるために行う取り組みであれば,改善されるべきだと思うのです。

「何のために」という考えを元にして,改善すべき点を話し合うことが大切なのです。