半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3156 明日から職場体験学習 

明日から,職場体験学習が始まります。
4日間,29の事業所で仕事を体験することになります。
私は,この4日間で生徒を試すつもりです。
試す内容は次の2つです。

①自分たちの力でどれぐらいのことができるのか。
②楽な方ではなく,大変なほうを選ぶことができるのか

この2つがどこまでできるのかによって,来年度の修学旅行の活動が変わってくるのです。
さて,この職場体験学習について,過去にこんな記事を書いていました。
2006年(平成18年)の9月20日に書いたものです。

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413 今日から職場体験(9/20)
今日から3日間の職場体験が始まった。生徒はこの3日間,擬似的な職業人となるのである。金銭的な報酬はもちろんもらえないが,それ以上のものを得て帰ってくることを期待している。
その事前指導の時に私はこんなことを言った。
「お店の人は何のために,その商売をしているのかを考えて欲しい。
いろいろな理由があると思うが,その理由の1つにお金をかせぐことがあるだろう。
お金はいらないからという商店はどこにもないはずだ。そこで君たちが3日間で
  できることは何だろうか。技術も知識もない君たちができることは何だろうか。
  ●気持ちよいあいさつをすること。
  ●大きな声で返事をすること。
  ●笑顔を絶やさないこと。
  ●きびきび動くこと。
  ●言われなくても自分から仕事を探すこと。など

人それぞれあるだろう。しかし,そういった努力がお店の売り上げにつながるのだ。  
どうかこの3日間で店の売り上げを1円でもアップさせることをして欲しい。」