半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3125 目指せ70点授業

今日の6時間目に大学生のK君が1年生に社会科の授業をしました。
教育実習の時と比べると,随分と板書が上手になっていました。
50分間の授業を細かく分けて行う「小刻み学習」を意識した授業でした。
※「小刻み学習法」とは野中信行先生から教わりました。これを元にして,授業授業づくりをしています。


例えば,50分間を10分間の5セットとしてとらえます。
それぞれ10分間で,生徒の活動(考える,書く,調べる,発表するなど)を取り入れ,同時に個別即時評価をしていくのです。
こうすることで,授業にテンポが生まれます。
生徒にスピードを要求します。
授業にダレが生まれません。
全員参観が期待できます。

さて,K君の社会科授業ですが,68点でした。
マイナスの理由は,テンポが崩れた部分があったことと生徒の発表を授業にうまく組み込めなかったことです。
100点授業なんて普通の教師ができるわけがありません。
まずは,70点を目指しましょう。
次回に期待します。