毎週発行している学年通心に,先週最終回を迎えた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』について書こうと思い,ネットでいろいろと調べてみました。
すると,思った以上に作者の秋本治さんが発言をしていないことがわかりました。
とりあえず,「情熱大陸」の動画を見たところ,道徳授業づくりと同じだなと感じる話がありましたので紹介します。
『こち亀』のネタ探しについての話です。
「テレビでやっているものは一気に全国的に広がるが、新聞の小さな記事は見ている人が少ないので、結構そこから発展するものもある」
いいネタと出会い道徳授業を作っている最中に,テレビの番組で取り上げられたことがあります。
テレビですから,生徒の目に触れる可能性が大きいのです。ネタバレになってしまっては,面白さやワクワク感がなくなってしまいます。
そういう経験から,有名な人物だけを取り上げるののではなく,市井の人や小さな驚きや小さな感動を大切にしようと考えるようになりました。
この秋本さんの言葉は,何となく通じるものがありました。
半日かけて,ようやく学年通心が完成しました。
『こち亀』の第1回を読んだ私は,中学校2年生でした。