半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3116 読破46冊目「人生を面白くする本物の教養」

●「人生を面白くする本物の教養」(出口治明 幻冬舎新書★★★★
野中信行先生のブログで紹介されていましたので,読んでみました。
著者は,ライフネット生命のCEOです。
さすが,新たな生命保険会社をつくった人です。内容も常識を大きく揺るがすものとなっています。
しかし,直言だからこそ心に刺さる言葉もあります。例えば,
・修飾語を取り除いて考える
・身近な人を目標にすると努力が続く
・他人を巻き込んで自分のやる気を引き出す
・少しでも魅力を感じたら(本を)とりあえず読んでみる
・誰とつき合うかの基準も「面白いかどうか」
・必要のないおつき合いは極力省く
・人はそもそも「世のため人のため」という志を持っている

なかなか面白い本です。
出口さんは3つのものから多くを学んだと書いています。
それが,「本・人・旅」だそうです。
なかなか興味深い3つです。

物事の見方がちょっぴり変わる1冊です。