半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3115 夏の研修報告再び

この夏,佐賀県武雄市で行われた,「第53回 教育者研究会道徳教育研究実践発表会」に参加しました。
前に紹介したものもありますが,野口先生から学んだことを紹介します。


【講話3】小中学校の道徳教育の根本(野口芳宏)
・自分の立場を決めさせると学習意欲が高まる
・「頭の教育」と「心の教育」どちらが問題か?
・心の教育の落ちこぼれを出さない
・制度をいじれば世の中が良くなるとは限らない
・義務教育は基礎教育であり人生の基礎作り,原理原則をたたき込む時期,
 価値あることを受け入れさせる時期
・変わるものに合わせる教育と合わせない教育
・正しい価値観は押しつけて良い
・何が正しいか正しくないか,教師が自分なりの価値観を押しつけよう
・孝と公の教育が大切
・22項目は「諸徳」である。
・大切な徳を「元徳」「主徳」という
・「個」の氾濫
・根本,本質,原点を常に考える
・母親は人生最初の教師
・道徳授業は,制度が変わらなくても,ちゃんとやっている教師がいる
・道徳授業は,制度が変わっても変わらない教師は変わらない
・最終的には教師の「志」の問題
・教師の授業のレベルを上げることが肝要