半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2520 授業を変容させる

自分の授業を振り返った時に,毎年のように変容させてきたことがわかります。
例えば,今年はフォローに力を入れてきました。
それは,今年の生徒の実態を考えた時に厳しい指導をするよりは,認めるほめるしかる励ます受け入れるなどのフォローをするほうが,伸びると考えたからです。
年によっては,発表に力を入れて仲間の意見をしっかりと聴くような指導をしました。
つまり,授業方法やスタイルというのは生徒の実態に応じて変容させていくべきだと思うのです。
ですから,以下のような授業では生徒がついてこないのです。
①スタイルを崩せない
②こだわりすぎる
③融通がきかない
堅苦しい
⑤古臭い

つまり,生徒が年々変容しているにも関わらず,我流を押し通すような授業をしているから,授業が成立せずに荒れていくのだと思います。
しっかりとした哲学を持ち,生徒の実態に合わせて変容させていくような柔軟な教師であるべきなのです。

まさに,ジェステルリッヒの言葉である「進みつつある教師のみ,人を教える権利あり」なのです。