半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2360 学習指導要領 解説を読む⑦

p103
「道徳科においても,主たる教材として教科用図書を使用しなければならないことは言うまでもないが,道徳教育の特性に鑑みれば,各地域に根ざした郷土資料など,多様な教材を併せて活用することが重要である。」

道徳の時間に教科書を使うことにためらいを隠せませんが,この文から,次のような解釈をすることもできそうです。
例えば,社会科では教科書を中心に授業を進めますが,資料集や地図帳やその他の資料などを併用する場合があります。
これと同じように,道徳の時間でも,道徳の教科書と別のオリジナル資料を併用することもできるのではないかと思います。
こう考えると,道徳科がガチガチの堅苦しい時間ではなく,割と融通が利く時間に思えてきます。

どうでしょうか。