●「究極の説得力〜人を育てる人の教科書」(平光雄 さくら社)★★★★★
久々に出ました★5つ本です。
書名に説得力とありますが,これは教師の哲学を説いた骨太的な内容となっています。
ページをめくるたびにマーカーを入れるぐらい,濃い内容です。
話術についてマーカーを入れた部分を紹介します。
「聞く」という作業は重労働なのだ。わかりにくい話は,さらに聞き手に負担を与える超重労働を強いることになる。そんなわかりにくい話になってしまうのには,主に二つの理由がある。
一つ目は,要するに何を言いたいのかわからないということ。
二つ目には,話の内容イメージがわかないような話であるということ。
野口芳宏先生の話とつながる部分もあり,大いに参考になりました。
最後に目次に一部を紹介します。
・愛と気概の人になる。
・師をもち,師に学び,師を真似る
・机の上は頭の中を映す
・揺れながら安定すればよい
教師とは,こうあるべきだという熱い哲学を学ぶことができた1冊です。
- 作者: 平光雄
- 出版社/メーカー: さくら社
- 発売日: 2014/01/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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