半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2425 これって正常?

毎朝,だいたい7時30分には学校に到着します。
職員室に入ると,教頭先生をはじめ3,4名の職員がすでに来ています。
自分の席に座る前に,まずパソコンを起動させます。
出勤簿に押印した後で,メールや職員朝会での文書を確認します。
同様に他の職員もパソコン画面を眺めて,仕事(?)をしています。
朝の7時30分に職員室でパソコン画面を見ているのです。
これが学校の朝の風景なのです。
これって正常なことなのでしょうか。
子供を相手とする仕事であるべき学校で,朝からパソコン画面です。
以前,このブログにも書きましたが,職員室にパソコンが入ってきてから,職員間の関係が大きく変わったと感じています。
パソコン画面を見ている職員に,声をかけづらくなったのです。
つまり,パソコンがない時代には,もっと職員間の会話が多かったのです。
若手もベテランに聞くことが多かったように思います。
しかし,今は何でもネットで調べようとしているように思います。
ベテランに1つ質問すれば,2から5ぐらいのことを教えてくれていたように記憶しています。
聞かれたベテランもうれしいからです。
学校の仕事の効率ばかりを優先することで,別の問題が起こっているのではないでしょうか。
そんなことを考えた5月1日の朝でした。