半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2387 離任式

今日は,離任式でした。
こういった儀式では,教務主任が司会を務めますが,今回の人事異動で転出が決まってしまいました。
そこで,急きょ私が司会を担当することになりました。
教務主任は10年近くやってきましたが,4年間のブランクがありましたので,ちょっぴり心配でした。
しかし,せっかくの機会ですから,私の味を出すことにしました。
そのために,いくつかの工夫をしました。
①離任式の流れをホワイトボードに書き,生徒に提示しました。
②見送り隊形を同じくホワイトボードに書き,生徒に提示しました。
こうすることで,式をイメージしやすくなります。
③生徒の心構えをつくるために,始まる前に次の質問をしました。
 人生には,多くの「出会い」と「別れ」があります。みんなも経験してきたと思います。
 さて,この「出会い」と「別れ」はどちらが大切だと思いますか。
 この質問の後で挙手をさせました。結果は,「別れ」の方が多かったです。
 そして,どうして「別れ」が大切なのかを説明しました。
④式が終わったあとで,生徒をしっかりとほめました。

式には,先週卒業した3年生も大勢来てくれました。とてもうれしかったです。
1時間程度の式でしたが,生徒たちは立派に務めてくれ,素晴らしい式となりました。
転退職される先生へのはなむけの式となりました。