半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2410 読破3冊目「世に棲む日日①」

●「世に棲む日日①」(司馬遼太郎 文春文庫)★★★
今日は,午前中だけの出勤でした。
進路関係の仕事をこなして帰宅し,自宅でゆっくりと過ごしました。
あさってには,授業も始まります。それに備えてゆっくりしようと思ったからです。
先日,NHKの新しい大河ドラマ「花燃ゆ」を観ました。
大河ドラマは,第1回は観るようにしていますが,「龍馬伝」以来全話観た作品はありません。
この「花燃ゆ」の中で,吉田松陰のセリフでいいのがありました。
「本は人である」という言葉です。
本を読むことで,様々な人々と出会うことができるという意味です。
歴史上の人物,海を越えた遥か遠い地にいる異国の人々。それだけでなく未来の人々にも会えるのです。
そういった人々の声を聴き,考えを知ることができるのです。
このドラマを観た後で,30年ぐらい前に買っていたこの本を思い出しました。
1巻だけですが,途中で読むことを断念した本です。
読み始めると,なかなか面白いです。
吉田松陰と弟子の高杉晋作が中心となるようです。
1巻を読破する前に2巻から4巻までネットで注文しました。
久々の司馬作品です。気合を入れて読みます。

新装版 世に棲む日日 (1) (文春文庫)

新装版 世に棲む日日 (1) (文春文庫)