半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2411 映画「春を背負って」

●「春を背負って」(監督 木村大作
立山連峰にある山小屋を経営する3人の男女が中心に描かれる感動の映画でした。
出てくる人々に悪い人はいません。
みんなさわやかでいい人なんです。
特に,松山ケンイチさんと蒼井優さんの若者2人を手伝い,優しく見守る,吾郎役の豊川悦司さんがとてもいいんです。
無理だとわかっていても,山に登りたくなる映画でした。
映画の中で,父親の小林薫さんが,山登りの最中に息子に言ったこの言葉が印象に残りました。


「一歩一歩負けないように自分の力で普通に歩けばいいんだ」



見終わった後で,心がとても優しくなれた気がしました。