半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2358 読破73冊目「不思議な少年⑨」

●「不思議な少年⑨」(山下和美 講談社★★★
前巻が出てから5年が経過しています。
それほど,アイデアが出なかったのかもしれません。
その理由は,人間の「生」と「死」を考えさせる内容だからです。
時空を超えて現れる,まさに「不思議な少年」。
彼との出会いによって,登場人物たちは,生きることの意味を考えます。
今回は,スーパーで働くパート主婦。
考古学者の老人。
絵描きの少年。
です。
特に,絵描きの少年は話がよかったです。

不思議な少年(9) (モーニング KC)

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