半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2156 批判されることで自分を変える

昔,「まるどう」という機関誌が発行されていました。
(「まるどう」→「道徳教育改革」→「道徳のチカラ」と変わりました)
その機関誌に心構えの指導というテーマで「卒業式の心構え」について書きました。
それに対して,当時の代表である深澤久先生が批判の原稿を書かれました。

批判されることに関しての考えを書き,同僚に配布しました。



批判されることはイヤなことですが,悪い部分をきちんと理由をつけて批判されることは,とても意義のあることだと思います。
また批判することもなかなかできませんし,いろいろな研究会でも批判することをためらいます。
その結果,社交辞令的な反省会で終わってしまうことが多々あります。
10年前にバッサリと斬られたことで,もっと学ばなければ,いろいろと実践しなければと思いました。
私自身は40歳からのスタートでしたから,少々遅すぎました。
若い先生方には,批判を素直に受け入れて,批判ができるように実践を重ねて自分なりの理論や教育哲学をつくっていってほしいと思います。