半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2073 33冊目「いま,会いにゆきます」

●「いま,会いにゆきます」(市川拓司 小学館文庫)★★★
今日は,部活が休みでした。明日からいよいよ新年度が始まりますから,のんびりと過ごすことにしました。
昼は,妻と二人で銀婚式のちょっとしたお祝いをするためにイタリア料理を食べにいきました。ランチを食べましたが,パスタ・肉・パンそしてデザートまで付いていました。値段も安くお得でした。
午後からは,ソファでゆっくりと読書をしました。映画化された恋愛小説です。亡くなった妻が,夫と息子の前にあらわれます。わずか6週間という短い時間を一緒に過ごしたあとで,妻は再び去っていきます。
ここで終わりかな?と思っていたら,最後には,感動的な結末が待っていました。
別れのシーンでは,ジーンときて涙が出そうになりました。(年のせいか?)
そして,タイトルの「いま,会いにゆきます」の意味が分かり,納得です。
きれいな物語で,話の中に出てくる透き通った雨粒のような印象です。
ある意味,ファンタジー小説とも言えます。
とても読みやすく2時間程度で読破できました。

いま、会いにゆきます (小学館文庫)

いま、会いにゆきます (小学館文庫)