半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2053 3.11

今日で,東日本大震災からまる2年がたちました。
校庭に半旗を掲げて,14時46分には全校生徒で黙祷を捧げました。
黙祷を捧げる前に何か話をしなければいけないと思いましたが,いろいろなことを考えた結果,静かに黙祷だけを捧げました。
その理由は,あまりにも現実を知らないからです。
テレビのニュースや新聞の知識は一応ありますが,まだまだ不十分だと思っています。
ですから,東日本大震災を資料にした道徳授業を創れずにいるのです。
道徳授業には,タイムリーな話題も大切ですが,タイムリーだという理由だけで,あまり深い知識もない状態で授業を実践することは避けたいと思っています。
被災者の悲しみをいろいろな角度から知ることができた時に,つくってみようと思います。