半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1356 頼まれごとは試されごと

この2週間,毎日,学校への行き帰り車中で中村文昭さんの講演CDばかり聞いていました。4枚ですが,1と2は師匠との出会いとその教え,3と4は子育てについてしゃべくられています。私は2が一番よかったです。その中でも,「頼まれごとは,試されごと」というルールに興味を持ちました。人から何かを頼まれたならば,予想を上回るような仕事をやるべしということです。例えば,ジュースを買ってこいと言われたら,ダッシュで買いに行き,ダッシュで戻ってくる。皿洗いを頼まれたならば,猛烈なスピードで洗い続けるという具合です。頼んだ人の予想を上回ることをやるならば,必ず認めてもらえるということです。実際,そうやって中村さんは認められ可愛がられたそうです。野口先生も言われていましたが「頼まれたら断らない」ことです。その考えに新たな視点を加えることができました。しかし,ほとんどの教師は,頼まれたら断ります。できるだけ仕事をしないと公言している教師もいます。こんな教師にはなりたくないので,私自身も頼まれたらできるだけ断らずに引き受けてきましたが,予想を上回る仕事はできませんでした。まだまだ修業が足りませんね。中村さんの講演集は,これからも聞いていこうと思います。