1月30日の「読売新聞」の記事で気に入った言葉をノートにメモしました。
「医学書院」編集者の白石正明さんの言葉です。
〇たくさんの人やモノに依存できるからこそ,自立が可能になる。
〇自立とは一人で何でもできると思われていますが,むしろ逆なんですね。
〇「多孔的な自己」という言葉があります。孔があいた隙だらけの自分。だからこそ人が入り込み,ケアの余地が生まれる。
〇ふだん私たちは「能動態」と「受動態」に分けて物事を考えていますが,古代ギリシア語などには「中動態」という文法があった。
示唆に富んだ言葉です。これを読んだとき,肩の力がふーっと抜けました。