「致知出版」から毎朝7時過ぎに,「致知一日一言」が配信されてきます。これを読んでから1日の仕事を始めることがルーティンとなっています。さすが致知出版です。言葉のチョイスが素晴らしいです。中には,朝の会で生徒に言いたくなる名言もあります。
最近では,空海の言葉が心に刺さりました。
教法は本(もと)より差(たが)うことなし。
牛と蛇との飲水(おんすい)の如(ごと)し。
牛は飲めば蘇乳(そにゅう)となり、
蛇は飲めば毒莿(どくし)となる。
(訳)
同じ水を飲んでも牛はそれを栄養のある乳にし、
蛇はそれを毒にしてしまう。
尊い教えも聞く人によって
まったく違ったものになる、
ということである。
同じ状況を豊かな実りにする人もいれば、
不平不満の種にする人もいる。
すべては心一つの置きどころ、である。
なるほどです。心に留めておきたい名言です。