半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3780 富野由悠季さん・さだまさしさん・椎名誠さんの言葉

機動戦士ガンダムの生みの親である富野さんの言葉です。

「我々大人はちょっと間違ったかも知れない」

30年以上教師をやってきましたが,子供たちの変化で一番気になることは,

朝からあいさつ運動をしていて,子供たちの目が輝いていないことです。

眠いのか,疲れているのか不明ですが,目が生き生きとしていないのです。

対照的に,発展途上国の子供たちの目は,輝いているように見えます。

生きようとしている目です。

物質的に豊かで飽食の時代となり,何でも手に入る日本の子供たち。

やはり,この国はどこかで大切なことを間違ったのかもしれません。

同じようなことを,歌手のさだまさしさんの「風に立つライオン」で言っています。

また,作家の椎名誠さんは,こんなことを言っています。

「世界中,いろいろな国や辺境地域を旅してきて,一番哀しい目をしているのは,日本の犬と子供たちです」

日本の犬たちは,外を自由に走り回ることはほとんどありません。

日本の子供たちは,自由がありすぎるのに,目が生き生きしていないのです。

富野さんは,こんなことも言っています。

「君たち子供たちに本当に期待している」

似たようなことを,機動戦士Zガンダムクワトロ・バジーナが言っています。

「新しい時代を作るのは,老人ではない」

まさに,その通りです。

先日,行われた地域懇談会でこんなことを言いました。

「子供が元気でない国は,滅びます」

ちょっと過激な発言したが,本音です。