半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3778 読破66冊目「夏の陰」

●「夏の陰」(岩井圭也 KADOKAWA★★★★★

久々の★5つ本です。

犯罪被害者の息子と犯罪加害者の息子が運命的に出会います。

しかも,剣道の県大会決勝戦での再会です。

対照的な二人の人生を細やかに描きながら,場面は,クライマックスの剣道の決勝戦へと進みます。

果たしてどちらが勝つのか。

彼らをつなぐのは,過去の事件だけなのか。

最後の最後で大きな感動が待っています。

岩井さんの筆力に圧倒されましたので,すぐに「永遠についての証明」を購入しました。

 

夏の陰

夏の陰