子供の頃からずっと円谷特撮シリーズが大好きでした。
ウルトラQから始まりウルトラマン,ウルトラセブン,怪奇大作戦などなどです。
単純にかっこいいウルトラマンに比べて,ウルトラセブンは子供の頭では理解できない部分もありました。
何よりも,対決シーンが意外と少なくてしかも,宇宙人があっさりと負けてしまうことが不満でした。
きっとセブンにマンを重ねて見ていたのでしょう。
しかし,この本を読むとウルトラセブン製作の苦悩が伝わってきました。
怪獣ブームから妖怪ブームへ
特撮による大きな負債
円谷プロダクションとテレビ局やスポンサーとの関係などの背景が細かく調べてあり,読み応えがありました。
やはり,ウルトラセブンは名作だと思います。