半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3684 読破52冊目「ウルトラセブンの帰還」

●「ウルトラセブンの帰還」(白石雅彦 双葉社★★★

子供の頃からずっと円谷特撮シリーズが大好きでした。 

ウルトラQから始まりウルトラマンウルトラセブン怪奇大作戦などなどです。 

単純にかっこいいウルトラマンに比べて,ウルトラセブンは子供の頭では理解できない部分もありました。

何よりも,対決シーンが意外と少なくてしかも,宇宙人があっさりと負けてしまうことが不満でした。 

きっとセブンにマンを重ねて見ていたのでしょう。 

しかし,この本を読むとウルトラセブン製作の苦悩が伝わってきました。 

怪獣ブームから妖怪ブームへ 

特撮による大きな負債 

円谷プロダクションとテレビ局やスポンサーとの関係などの背景が細かく調べてあり,読み応えがありました。 

やはり,ウルトラセブンは名作だと思います。

 

ウルトラセブンの帰還

ウルトラセブンの帰還