半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3686 読破1~31冊目「スラムダンク」

●「スラムダンク1~31」(井上雄彦 集英社ジャンプコミックス★★★★★

一気に読破しました。

漫画を読んで,猛烈に感動したのは,本当に久しぶりです。

巻が進むにつれて画力がアップし,スピードも増していきました。

僅か4ヶ月間の話ですが,主人公の桜木をはじめ湘北の部員たちが成長していく姿が感動を起こすのだと思います。

もう一つ,主人公である桜木花道という人物の背景をほとんど描いていないことに新鮮さを感じました。

花道の過去を知りたくなります。しかし,過去にとらわれることなく,自分の可能性だけを信じてバスケに突き進む生き方に力をもらった読者も多いことでしょう。

花道の過去を描いた部分は,父親のことが紹介されている1ページだけだったと思います。

読破後,涙が出ました。

漫画から教わる,漫画から元気をもらう,漫画から勇気をもら,漫画に若さをもらう。

漫画には大きな力があることを再確認できた,素晴らしい物語でした。

 

 

A中学校女子バスケ部の顧問をしていた頃に,この「スラムダンク」を読んでいたら,

部員への声かけも変わったものになったのかもしれません。