半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3564 「中学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編」

夏休み中に「中学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編」を読んでいます。
この本は,気合いを入れて読まないと理解できません。
私の頭では一回読んで,すっと入ってくる感じは全くありません。なかなか手強い文章です。
1ページを読破するのにも時間がかかります。
読みすすめていくと具体例が知りたくなります。
理屈はなんとなくわかります。じゃあ,実際にどうやればいいのか教えて下さい。と言いたくなるのです。
そこで,この本の中のある単語に注目して読んできました。
その単語とは,「例えば」です。
つまり,「例えば」以下の文は具体例が示されているはずです。
この本には,53個の「例えば」が出てきます。
つまり,「例えば」以下を読むとわかりやすくなるはずなのです。
しかし,そうではありません。例えば以下を読んでもなかなか具体像が見えてこないのです。
解説でこの程度です。
指導要領だけ読んでも,よく分からないと思うのです。
ですから,少々読みづらくても時間をかけて解説を読んでいるのです。
何事も「根本に立ち返る」ことは大切なのです。