半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3512 読破46冊目「微生物ハンター,深海を行く」

●「微生物ハンター,深海を行く」(高井研 イーストプレス★★
昨日の大雨も一段落して,今日は曇りで時々晴れ間も見えました。
近くの川の水位もだいぶ落ち着きました。
しかし,また台風が近づいていますので油断はできません。
昨晩は,夜中に何度か目が覚めてしまい,そのたびにちょこちょこ読書をしました。
椎名誠さんが,本で書いていましたが
「人類は,宇宙の果ては見ることができるかもしれないが,一番深い深海は見ることができない。なぜならば,水圧によって潜水艦やカメラなどはすべて潰されてしまうから。」
なるほどです。
日本のしんかい6500をはじめ,地球の最深部に潜れる潜水艦は世界に7隻しかないそうです。
アルビン(米) / ノチール(仏) / ミールI&II(露) / しんかい6500(日) / コンスル(露) / 蛟竜号(中)
です。
潜水艦が大好きですが,逃げ出せない恐怖がありますから,乗りたくはありません。
この本にも,潜水艦で深海に潜る様子が出てきますが,恐怖感はまったくありません。
なぜならば,この本の作者がユーモアたっぷりに書いているからです。
そのせいか,世界的にもスゴイことを研究しているにも関わらず,その凄さがあまり伝わってきませんでした。
しかし,しんかい6500はすごいです。
JAMSTEC海洋研究開発機構)のHPはこちらです。
こちらからしんかい6500の魅力が分かります。
http://www.jamstec.go.jp/shinkai6500/system/

微生物ハンター、深海を行く

微生物ハンター、深海を行く