半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3370 学年集会を開く理由

おおよそ緊急あるいは臨時で学年集会を開くのは,生徒指導上の問題が発生した場合が多いです。
しかし,これを繰り返していくとすべてが事後指導になってしまいます。
そこで私は,学年の空気が悪くなったと感じた時は,学年集会を開くことにしています。
具体的な問題が発生していなくても,発生しそうな時です。
これを説明するのは難しいですが,とにかく空気が悪いと感じた時です。
学年集会を開く理由を生徒に説明する時は,その理由はいくらでもあります。
つまり,ここで学年全体を締めておかなければ大きな問題が発生するかもしれないと感じた時なのです。
もちろん,絶対的な確信はありません。
まさに勘です。

このような緊急で学年集会を開くためには,日頃から生徒の様子をしっかりと観察しておく必要があります。
微細な変化に気づくような行動をとっておくことが重要になります。
もちろん,各学級担任と相談することは必要です。

というわけで,本日,緊急に学年集会を開き,私が15分程度厳しい話をしました。
これで空気が締まることを期待しています。