半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3356 道徳授業参観

今日の5時間目に,Kくんの道徳授業を参観しました。
Kくんは,教員ではありません。
正式採用を目指して猛勉強中の若者です。
この授業は2回の修正を加えています。
1度は,12月の「教師修業セミナー」後,2度目は3年2組で行った先週の道徳授業後です。
2度の修正を加えてすっきりとした構成になっており,生徒の思考もスムーズに進んだと思います。
しかし,最後の発問では,生徒の意見も「努力したこと」が多かったです。
もちろん生徒の意見が集約されることは悪いことではありませんが,あまりにも同じような意見が多かったことは反省すべきです。
生徒の意見が広がるような発問をつくったほうがよいと思います。

校長,教頭が参観するなかでの授業でしたが,落ち着いていました。
生徒も50分間,ずっと集中して取り組んでいました。

初任の教師でもこのような授業はできません。
Kくんが3年間学び続けた結果が出た授業だと思います。

こういった若手が数多く出てくれば,教育界の未来も明るくなるのですが・・・