半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3627 読破71冊目「死に山」

●「死に山」(ドニー・アイカー 安原和見 河出書房新社★★★★

1959年,ソ連ウラル山脈で実際に起こった不可解な遭難事故。

9名のトレッカーたちは,テントから1㎞半離れた場所で,変死体として発見されました。

①衣服を身についていない

②靴を履いていない

③頭蓋骨が陥没している

④舌がなくなっている

⑤テントが切り裂かれている

⑥衣服から放射線が検出された

この怪現象の謎を解くために様々な説があがっています。

1 原住民による襲撃

2 雪崩

3 強風

4 武装集団による襲撃

5 兵器実験の被害

6 政府の機密実験

7 エイリアン

しかし,作者は関係者へのインタビューや現地取材を重ねて新たな結論に行き着きました。

なかなか面白い内容でしたが,結論としてはちょっと弱いかなと思います。

一旦読み出すとぐいぐいと引き込まれる内容です。しかも,多数の写真も掲載されていますので,読んでいる自分も推理している気持ちになります。

 

死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

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