半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3234 『偉人で「考え,議論」する道徳を創る』

今年の2月末に書き上げた原稿である偉人を扱った道徳授業の本がようやく出来上がりました。
書名は『偉人で「考え議論する」道徳授業を創る』(明治図書)です。
この中で,「岡倉天心」について書きました。
社会科の授業では,岡倉天心を扱いますが,フェノロサと一緒に紹介する程度です。
この原稿を書くために,岡倉天心について調べていくうちに,魅力的な人物だということが分かりました。
偉人道徳を創る時に,一番気をつけていることは,生徒の人生とかけ離れている偉人の人生との接点をどうやってつくるかということです。
あまりにも偉大すぎて,生徒の思考が停止してしまう可能性があるのです。
そうならないためにも,発問をしっかりと練る必要があるのです。
現物はまだ,見ていませんが,仕上がりが楽しみです。

https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-183724-2