半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3194 当番がやるべきこと

今日は,1日学校の当番でした。
正式名称は,「特定勤務」と言います。
夏休み,冬休み,春休みの平日を職員数で割ります。そうすると2回から3回の当番があたることになります。
今年は,くじ運が良かったのかどうかわかりませんが2回の当番でした。
今日が2回目ですから,今年度の当番はありません。
私が当番の日に何をしているか以下に列挙します。
①職員室の前の窓をすべて開放する。
②部活動の開始と終了の連絡を受ける。
③校内を見回る(午前1回,午後1回)
④簡単な掃除をする。
⑤汚れていればトイレ掃除をする。
⑥3年生の教室と廊下の窓を全開し,風を通す。
⑦日誌を記入する。
⑧来校者がいれば対応する。
⑨転出入の生徒がいれば対応する。
⑩その他の雑務
⑪駅伝練習の観察
ぐらいです。

当番の時に,何をすればいいのかという初任者研修はないと思います。
ですから,誰かが指導をしなければ,何もしないで自分の仕事を優先させる教師となってしまいます。
こんなことは,管理職の仕事だと思いますが,きちんと指導をしている管理職はどれぐらいいるか疑問です。
となれば誰が指導するのでしょうか。
拠点校方式ですから,初任者指導担当はこんなことをは指導しません。
誰かがやるというのは,結局誰もやらないということになります。
結果的に初任者が育っていかないのです。
理屈ばかりをこねるような口先だけの教師ではなく,頭よりも自分の手を汚す教師になってほしいと思います。