半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3327 読破4冊目「明るい夜に出かけて」

●「明るい夜に出かけて」(佐藤多佳子 新潮社)★★★

昨日あたりから風邪具合がよくなくて,午前中出勤し,午後は休みをとりました。
のどの痛みと鼻水がひどいので,横になって本を読むことが多いです。
ということで,割とハイペースで読破しています。



高校生の頃,よくラジオの「オールナイトニッポン」を聞いていました。
あのオープニングを聞くと,今でも懐かしさでいっぱいになります。
その頃,好きだったパーソナリティは,中島みゆきビートたけし松山千春笑福亭鶴光などでした。50代の人から,「そう,そう」という声が聞こえてきそうです。
深夜ですから,家人を起こさないようにイヤホンで聞いていました。しかし,あまりの可笑しさに大声で笑ってしまうことがたびたびありました。
次の日,学校に行くと,友人とオールナイトニッポンの話題で盛り上がったものでした。
さて,そんな深夜ラジオを聞き,葉書を投稿することを生きがいにしている青年が主人公です。
大学を休学し,コンビニでバイトをしています。
とても明るい青春小説とは言い難いですが,恋愛病にかかっている今どきの若者小説よりも親近感が湧きました。


それよりも,鼻水が止まりません。

明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて