半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3108 ありがとう,一太郎さん

教師になって初めて買ったパソコンには,ワープロソフトの「一太郎」と表計算ソフトの「ロータス123」が入っていました。
それ以来,文書作成は「一太郎」さんのお世話になってきました。20年以上にわたり作成してきた文書のほとんどは「一太郎」さんでした。
そんな「一太郎」さんとお別れの日が来ました。
その理由は,学校で使用しているパソコンには,今後「一太郎」さんをインスールすることができなくなってしまったのです。
昨日,私が学校で使っているパソコンのリース期限が切れてしまい,新しいパソコンが支給されました。
当然,そのパソコンには「一太郎」さんは入っていません。
となれば,今まで作成してきた文書は,当然見れませんし編集できません。
自宅のパソコンには「一太郎」さんは入っていますが,自宅で作った文書は,学校では見れないのです。

一太郎」さんのお世話になってきた教員は,私一人ではないはずです。
そんな教員は,ワード操作に慣れるために奮闘している最中だと思います。
これでは,時間がかかってしょうがありません。
学校では,ワードを使い方を他の教員にたずねる教員もいるはずです。
そうなれば,他の教員も自分の仕事ができなくなります。
結果として,学校の仕事が大幅に進まなくなるのです。

確かに,ウイルスに対して「一太郎」さんは脆弱かもしれません。
それを改善するために,ジャストシステムさんはがんばっているはずです。
しかし,ウイルスに狙われいるのは,「ワード」も一緒です。

そのワードと日々格闘しています。
なかなか仕事がはかどりません。

どうせなら,夏休みの早い時期に切り替えてほしかったです。

一太郎」さん,今まで大変お世話になりました。
学校では,あなたに会うことができなくなりました。
ありがとう。そしてさようなら。