半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3105 映画「エベレスト」

数年前の教師修業セミナーの時,熊本のU先生から「空へ」(ジョン・クラカワー ヤマケイ文庫)という本をいただきました。
なかなかの分厚さのため,手が出せない日が続いていましたが,ようやく昨年読破しました。
内容は,エベレストにおける大量遭難を扱ったノンフィクションです。
頂上まであと数十メートルというところで,嵐が近づいているいることが分かりました。
世界最高峰を目前にして下山するのか,挑戦するのか,この判断が生死を分けるのです。
さて,その「空へ」をベースにした映画です。
劇場で観ようと張り切っていたのですが,気づいた時には終了していましたので,レンタルになるまで待っていました。
本では,多くの登山者が出てくるのですが,映画ですから分かりやすく描かれていました。
とにかく,観ていて寒く辛くなる映画です。
植村直己さんの言葉である「冒険とは生きて帰ること」が心に刺さります。