半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3050 第3回「国語とこころの教育とっておき講座」

2004年12月18日に熊本で行われた「第3回国語とこころの教育とっておき講座」の記録を紹介します。10年以上も前になります。懐かしいです。




本日(2004/12/18),熊本で行われたイベントに3人で参加した。そのなかでの学びをいくつか書きたいと思う。
1 児童を引きつける力
 飛び込みの授業しかも,飛行機の遅れによる究極の飛び込み授業だったが,あいさつをしてから5分程度で,初めてであった児童をグッと引きつけることができる。この力は何だろうか。

2 否定の生産
 現在の教師が一番臆病になっている点である。間違った答えをした時に,教師が助け船を出しながら答えを言ってあげたる。声が小さい時に教師が一緒になって大きな声で繰り返す。これでは,子どもは伸びない。野口先生は,次のような言葉をを投げかけ子どもの意見を否定した。
 「バツ」「だめ」「何いってるか全然分からない」「違う」「それじゃ聞こえないよ」「長く言わないで○を多くする。」

3 心に残った言葉
●「『孝』という漢字の部首は『子』である。」
●「孝は百行(ひゃっこう)の本(もと)」
●「親のあたりまえに育って欲しいという期待を分かっていれば,子どもはそう悪くはならない。」
●「捨身利他(しゃしんりた)」
●「現在は「孝」ということがあきらめられている。」