半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2989 5人

来年度の教員採用試験の要項が発表されました。
中学校全体では,50人で昨年度より35人も減少しています。
社会科では,5人の募集人数です。
昨年度より3人の減少です。
競争率で言えば,約6倍になるそうです。
なかなか厳しい状況だといえます。
さて,このような狭き門を見事通過し合格した教員は,優秀な人材のはずです。
しかし,現状は?です。
採用試験を1番で合格した人が,優秀な教師になるとはかぎりません。
大切なことは,合格した新任教師が他者から謙虚に学ぶ姿勢があるかどうかだと思います。
つまり,教員採用試験に合格したことをゴールと考える教師は,成長しないということです。
むしろ,教師になった瞬間から学びのスタートなのです。
来年度,中学校社会科教師になった5人が謙虚に学ぶ若者であることを願っています。