半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2561 1年生の社会科授業開き①

今日は,1年2組での最初の授業でした。
いわゆる授業開きをしました。
おおよそ,授業開きでは次のようなことをやる教師が多いようです。
①教師の自己紹介
②生徒ひとり一人に自己紹介をさせる。
③楽しいゲームなどをする。

私はこのようなことをほとんどしません。
では,どんなことをやったのか,今日の授業の様子を紹介します。

黒板に,グラフを書きました。


Aは,小6の頃から,あまり変わりたくない
Bは,小6の頃より,努力して成長したい
Cは,小6の頃より,手を抜いて楽をしたい

みんなは,A,B,Cのどの道を選びますか。
すると,全員がBに手を挙げました。
「どうして,Bを選んだのですか」と聞き,数名の生徒に理由をたずねました。
すると,
「がんばって大人に近づきたいからです」
「もう子供じゃないので,もっと成長したい」
などの意見を発表しました。

「立派ですね。しかし,成長するためには,厳しいこともあります。きついこともあります。嫌なこともあります。それを乗り越えないと成長できないのです。
それでも,みんなはBを選びますか」
全員が手を挙げました。
「素晴らしいことです。みんなを成長させるために,先生はきびしいですが,楽しい授業にします。みんなもがんばってください」

そして,プリントを使って社会科の授業心得を説明しました。
その後,教科書を使って授業を進めました。<明日へ続くかも>