半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2398 読破25冊目「まさかジープで来るとは」

●「まさかジープで来るとは」(せきしろ×又吉直樹 幻冬舎★★
先日読んだ,「カキフライが無ければ来なかった」の続編です。
読み進めていくと,こんなことあるなあとか見たことあるなあとかと言いたくなります。
例えば,

「味噌汁の椀がツーと動くのを父と見た」(又吉)

「葬式なのに天気が良い」(せきしろ

「お互い蚊に食われた箇所を掻きながら別れ話をしている」(又吉)

全編に寂しさが漂っています。
しかし,共感できる部分が多くあります。

そこで,私も一句

「桜の花びら散りゆく姿を思い出に」

まさかジープで来るとは

まさかジープで来るとは