半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2369 最後の授業

3年生は,今日が最後の授業でした。
この学年は,1年生から3年生まで持ち上がったこともあり,思い入れも大きかったです。
生徒にとってみれば,中学校では,私の社会科授業しか体験しなかったことになります。
これは,ある意味不幸であると言えます。
別の教師が教える社会科のほうが伸びる可能性もあるからです。
社会科の授業の中で,いろいろなことを話してきました。
「面白い話」「怖い話」「ためになる話」「道徳的な話」「感動する話」「泣ける話」「人生の話」などです。
こんな話を生徒たちは素直に聞いてくれました。
もちろん,社会科の勉強もしっかりとしてくれました。
3年2組では,授業の終わりのあいさつの時,色紙をプレゼントしてくれました。
そこには,生徒ひとりひとりから温かいメッセージが書いてありました。
読んでいくうちに,目頭が熱くなってきます。
こんな優しい生徒たちと過ごす時間も,あと10日ぐらいです。
彼らの巣立ちをしっかりと支えていきたいと思います。