半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2331 道徳公開授業終わる

市道徳部会主催の公開授業が無事終わりました。
最終的には,30名をこえる参観者の数で,生徒たちも少々驚いていました。
しかし,いざ授業が始まると全員が集中し,しっかりと考えていました。
生徒ひとり一人が自分の意見を発表し,仲間の意見を聴くことができました。
道徳授業をするたびに思うことですが,生徒が予想もしない素晴らしい意見を発表することがあります。
指導案作成段階では,全く考えつかないような意見です。
こんなことがあるから,道徳授業はやめられないと思います。
東日本大震災を扱いましたが,死を取り上げることなく,生きることの素晴らしさを感じ取らせる授業を創りました。
生徒の感想を読むと,ほとんどの生徒が感じとってくれていました。
3年1組のみんな,本当によく頑張ってくれました。
参観された先生たちからも,多くのほめ言葉をもらいました。

協議では,質問のほうが多かったです。
「主発問はどれか」
「道徳授業づくりのポイント」
「終末の方法」
「動画資料の見つけ方」
「指導案,生徒の実態の書き方」

その他,道徳授業で「死」を扱うことについての意見交換を行いました。

今回,道徳授業を公開するしたことで,広がりと新たなつながりが生まれたのであれば,公開した甲斐があったというものです。

つくり始めて授業実践するまでに約6カ月かかりましたが,ようやくひと段落しました。