半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2355 読破70冊目「邂逅の森」

●「邂逅の森」(熊谷達也 文春文庫)★★★★
東北の山奥で「マタギ」を生業とする男の物語です。
マタギ」という仕事はストイックなイメージがありますが,ひとりの男の生き様という人間臭さが伝わる内容です。
巨大クマと戦うラストシーンの描写が生々しく,まるで映画を見ているようでした。
535ページという分厚さでしたが,下関に到着するまでに読破できました。
それぐらい,入り込める物語でした。
しばらく,熊谷達也さんの本を読んでみようと思います。
久々の4つ本です。

邂逅の森 (文春文庫)

邂逅の森 (文春文庫)